Mac(ppc)に fedora core linux をインストールする

ppc 用 rescue cd を用意.
(下の iso イメージを cd に焼けばよい)
http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/6/ppc/iso/FC-6-ppc-rescuecd.iso



linux を入れるパーティションを用意する必要がある.
開いているパーティションがなければ,既存のパーティションを縮める.
データを残したまま縮めるのに,parted というツールを使う(rescue cd に入っている).
(必ずしもデータが大丈夫な保証は無い)
http://www.gnu.org/software/parted/features.shtml を見て分かるように,
Mac のフォーマット hfs, hfs+ に対しては,パーティションを縮めるのにだけは対応している.

補足
gparted というツールもある.
ppc Mac では起動できなかった.(起動ディスクの選択肢にでてこなかった)
intel Mac では起動できた.(但し,intel Mac なら Boot Camp を用いることで,もっと易くパーディション縮められるのでうれしくない)



用意した rescue cd を用いて,linux を rescue モードで cd から起動.
alt(option)キーを押しっぱなしながら電源ボタンを押す.
cd も挿入.
HDD から起動するのか,cd から起動するのか選択できるので,cd を選択.
linux を rescue モードで起動する.


boot : rescue(デフォルトなので,Enter をおすだけでいいはず)


起動しおえたら,parted を使う.


# parted

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/461useparted.html を参考.
以下は,環境にあわせて.

使用例


(parted) display (コマンド一覧表示)
(parted) print (パーティション構成一覧表示)
(parted) resize 134MB 40GB (例)
journaling がなんたらかんたらで,Fix/Cancel と聞いてくるので,F を入力する.
parted の再起動が必要と言われるので,一旦 parted 終了.
(parted) quit
# parted (再度 parted 始め)
(parted) resize 134MB 40GB (例)
今度は,文句言われない.しばらく待つ.終わったら出て,linux も終了する.
(parted) quit
# exit


後は,インストール CD, DVD から起動(option 押して,メディアを選択する)して,
通常の linux のインストールと同じ.

ネットワークインストールをするなら,rescue cd から起動することも可能.
但し,今度は,installer を立ち上げるので,


boot : linux (rescue じゃない)
とすればいい.